珪藻トピック (2014年7月7日掲載)
第5回:過去の巨大地震を知る ―そのとき珪藻化石の果たす役割は?―
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図:日本周辺のプレート。日本の地震活動―被害地震から見た地域別の特徴―(地震調査研究推進本部,2009)を改変 |
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図:海側のプレートが沈み込む周辺で発生する海溝型地震。赤で示したところが地震を起こす断層。 |
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図:様々な記録と海溝型地震の繰り返し間隔。繰り返し間隔が長い超巨大地震は、長期間の履歴を調べられる地質記録のみがとらえられる。澤井(2014a)より。 |
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図:泥炭層の中には昔の植生を反映した植物化石や珪藻の化石などが多く含まれており、地層そのものが「古文書」としての役割を果たす。 |
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図:現在と化石の珪藻群集を比較することにより、過去の塩分や水深を復元し、そこから地殻変動を読み取っていく。 |
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図:それぞれの種が特徴的な分布域をもつ海岸の珪藻(澤井,2005) |
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図:2011年東北地方太平洋沖地震による津波で海岸に残された津波堆積物(左:澤井,2011,右:澤井,2014b)。 |
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図:産業技術総合研究所地質標本館に展示された津波堆積物のはぎ取り標本。赤い矢印が、西暦869年貞観地震の津波によって残された津波堆積物。 |
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2013年12月12日 |
澤井祐紀(Yuki SAWAI) 独立行政法人 産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門 海溝型地震履歴研究グループ 主任研究員 研究テーマ
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