日本珪藻学会第33回研究集会のご案内(琉球大学)

 日本珪藻学会第33回研究集会を下記のように行います。今回の開催地は日本の西南に位置する沖縄です。多くの会員が遠方からの参加となりますので、会期を3日間として実施します。沖縄は中国や韓国からは比較的近い距離にあります。そこで、本研究集会では、韓国と中国の研究者にも参加を呼びかけ、東アジアの珪藻研究者の交流を深めることを目的とした国際ミニシンポジウム「東アジアの珪藻」を企画しました。また、亜熱帯の地、沖縄での研究集会ですので、野外でのワークショップ(採集会)にも十分時間をとりたく思います。このため、一般講演はポスター発表のみに限定しますのでご了解下さい。
 珪藻研究における沖縄の現状は、未開拓地といってよいほどと思われます。今回の研究集会では、多くの学会員に“フィールドとしての沖縄”からスタートしていただくことで、地元沖縄の人々へ“珪藻への興味の裾野を広げていく端緒”にしていきたいと考えています。多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げます。


日本珪藻学会 第33回研究集会会長
琉球大学理学部 須田 彰一郎


更新情報

2013-10-07
プログラムの掲載
2013-08-07
研究集会案内掲載

1. 日時

2013年11月15日(金) ~ 17日(日)

2. 会 場

琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究施設
〒905-0227
沖縄県国頭郡本部町瀬底3422番地
TEL. 0980-47-2888
(実験所は瀬底島に位置しますが、瀬底島は沖縄島と橋でつながっています)

3.プログラム概要(予定)

11月15日(金)
12時~14時 那覇空港到着後、レンタカーに分乗し実験所へ移動
16時半~:国際ミニシンポジウム「東アジアの珪藻」(2時間ほど予定)
夕食:近隣食堂の大きな部屋で全員一緒に食事
11月16日(土)
9時~10時半:一般講演(ポスター発表)
10時半~15時:野外採集(淡水コースおよび海洋コース)と実験所での観察
15時~17時:オプションツアー(ちゅら海水族館見学) 
夜:浜辺にてバーベキュー懇親会
11月17日(日)
8時半~9時半:最終討論および閉会
9時半:那覇空港へ向けて、レンタカー出発(途中下車し、オプションで首里城見学が可能。見学後、空港へはモノレールを利用)

4.参加費用

参加費(懇親会費込み)10,000円 学生: 3,500円
交通費(空港~会場往復+採集会)5,000円程度を予定(レンタカー利用のため、金額は参加者の人数によって変わります)。

5.参加 ・発表申し込み

参加申し込み期限 2013年10月1日(必着)
専用ホームページhttp://ws.formzu.net/fgen/S47572139/から申し込んで頂くか、申込用紙に必要事項を記入の上、下記宛てへ送って下さい。
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地
琉球大学理学部生物系
須田彰一郎
E-mail: sudas@sci.u-ryukyu.ac.jp
電話:098-895-8564

6.研究発表

〈シンポジウム〉
 韓国および中国の研究者数名と発表について交渉中です。日本からも数名の発表を募集します。テーマは「東アジアの珪藻」です。 この地域で行われている研究であれば、内容は問いません。発表言語は英語とします。パワーポイントの言語は英語ですが、理解を容易に するため2カ国語による作成も可能です。発表15分、質疑応答5分です。なお、申込者多数の場合は、発表形式をポスターに変更させて頂く場合があります。
〈一般講演〉
  ポスター発表のみとします。ポスターの大きさは、縦180cm、横90cmです。日本語もしくは英語で作成してください。 日本語で作成の場合は、英語の表題と著者名を併記して下さい。なお、日本語で作成の場合、 講演要旨は日本語で構いませんが、外国人研究者にも発表内容がわかるよう、英語による要旨も併せてご提出ください。

7.講演要旨原稿

講演要旨集原稿送付期限 2013年10月18日(必着)
〈シンポジウム〉
以下の順番にて、英語で作成した原稿 (Wordファイル) を送って下さい。 i) 発表タイトル ii) 発表者名 iii) 所属 iv) 本文(300単語以内) 送付された原稿は事務局にてレイアウトします。
〈一般講演〉
 原稿は日本語、英語をそれぞれA4サイズの用紙に、100x150 mmの範囲に納まるように仕上げ(書式は別紙参照)、e-mailの添付ファイル(WardもしくはPDF ファイル)にてお送りください。
〈ファイルの送り先〉
E-mail: sudas@sci.u-ryukyu.ac.jp

8.交通手段

参加者には、那覇空港の集合場所と時間を、後日連絡いたします。
なお、独自に会場へ来られる方は、琉球大学瀬底研究施設のホームページをご覧下さい。
http://www.tbc.u-ryukyu.ac.jp/sesoko/home

9.宿泊

 琉球大学瀬底研究施設の宿泊施設をすべて押さえてありますが、30名程度の受け入れが限界です。 部屋にシャワーがあるかないかなどで若干異なりますが、学生部屋は部屋代とシーツ代で一人1800円、 研究者部屋は部屋代とシーツ代で3300円です(どちらも2泊での合計金額)。研究者部屋はツインが5室あります。 定員を超えた場合は、学生部屋に回って頂く場合があります(後日、申込者に直接連絡します)。 学生部屋は1室4名利用で7室あります。
 なお、実験施設のある瀬底島内にはペンションが、また橋を渡った本部町内にはホテルが幾つかあります (ホテルの予約は8月下旬から9月頃に受付が開始されるようです)。これらのへ宿泊については、各自でご予約下さい。
◎ 現在、国内線で沖縄行便を運行している航空会社はJAL、ANA、スカイマーク、ジェットスター、ピーチ航空、 エアアジアなど多数の会社があります。これらのうち、格安航空会社 (LCC) による航空券の販売は概ね3ヶ月前から始まります。 また、大手航空会社の正規割引航空券は2ヶ月前からの発売となります。いずれも席数に限りがありますので、 早めに予約されることをお勧めします。