日本珪藻学会将来構想宣言
2014年7月2日
- 2011年から開始した将来構想委員会の審議、および2013年実施の学会アンケート調査により、将来へ向けての学会の方向性、および学会員の年齢職業構成、活動状況、学会に対する希望等が明らかになりました。2014年度総会での承諾の下、運営委員会で慎重な検討、審議を行った結果、将来構想委員会および実施アンケートのまとめとして、以下の宣言を行います。
- 日本珪藻学会会員が将来にわたり珪藻学の研究を楽しくかつ活発に行い、本学会がさらなる発展ができるよう、以下の事項に取り組むことを宣言する。
- 大会および研究集会は、これまでに培ってきた伝統を維持しつつも,会員から強い要望のある有用かつ新規な幅広い情報が提供できるよう、ワークショップ,シンポジウム,招待講演,関連学会との合同開催などを含めた、一層、魅力的な内容とする。
- 将来の本学会の中核を担う若手研究者を積極的に発掘し,国際的な研究者に育ってもらうために,学会として物心両面での支援の体制を整える。
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(1) シンポジウム講演では若手研究者を積極的に招待し,活躍の場を設ける。
(2) 若手研究者を対象とした賞を創設して研究活動を支援する。
(3) 若手研究者の活動を支援するための一助として、多様な方法で経済的支援を行う。
- 会員がニュース性のある情報を学会誌やホームページから享受できるよう、Diatomやホームページのコンテンツを豊かにしてゆく。
- 具体的な内容・方策については,運営委員会で検討し,できるところから随時実施してゆく。