日本珪藻学会第22回研究集会プログラム

期日：平成14年11月16日（土）正午〜17日（日）正午
会場：神奈川県三浦市マホロバマインズ三浦 (Tel:0468-89-8900)
学会会長：福島　博
大会世話人：出井雅彦

11月16日（土）
13：10　開会挨拶（学会会長）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　真山茂樹＞
13：15　○渡辺仁治（ペリフィトン研究会）・浅井一視・（大阪医大・生物）：有機汚濁, pH 環境傾
斜上に第１位優占種として出現した付着性珪藻種の出現傾向
13：30　○福島悟（横浜市環境科学研）・皆川朋子・萱場祐一（独・土木研）：人工出水が付着藻
類の遷移に及ぼす影響
13：45　○弘中孝治・中野武登（広島工大・環境）：広島県，太田川流域の珪藻による水質評価
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　森　忍＞
14：00　柳沢幸夫（産業技術研・地球情報）：栃木県烏山地域に分布する中新統荒川層群上部の珪
藻化石群集の変化から復元した古水深の変化
14：15　須藤　齋：珪藻休眠胞子化石 Liradiscus 属の分類と層序学的重要性
14：30　野口寧世（河合塾）：堆積物中の珪藻遺体の現地性・異地性を見分ける一考察
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　南雲　保＞
14：45　○吉武佐紀子（湘南短大）・福島 博・小林艶子（藻類研究所）：Tumrok 温泉（カムチャ
ツカ）の珪藻
15：00　永沼　治：北極圏イカルイト(Iqaluit, カナダ）のコケから出現した珪藻

15：15〜30　休憩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　出井雅彦＞
15：30 （特別講演1）○鈴木秀和（青山学院高等部）：Cocconeis placentula Ehrenbergと
　　　　その変種の分類学的検討
16：00 （特別講演2）長田敬五（日本歯科大新潟・生物）：細胞分裂と殻形成
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　田中次郎＞
16：30　○柴田さやか・真山茂樹（東京学芸大・生物）：数種類の珪藻における分子系統学的解析
16：45　○高橋ゆう子・真山茂樹（東京学芸大・生物）：sil1 様 DNA 断片の塩基配列決定と18S 
rDNA に基づく系統
17：00　○辻　彰洋（独・国立科博・植物研究部）・谷村好洋（独・国立科博・地学研究部）：
　　　　 独）国立科学博物館における珪藻標本の受け入れについて
17：15　○真山茂樹（東京学芸大・生物）・加藤和弘（東大・緑地植実）・大森 宏（東大・農学生
命）・清野聡子（東大・総合文化）・押方和広（東京学芸大・生物）：中学理科・高校生物
における珪藻を用いた授業について
17：30　写真撮影
18：00　懇親会
11月17日（日）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　渡辺仁治＞
 9：00　辻　彰洋（独・国立科博・植物研究部）：琵琶湖コンクリート護岸における付着藻類の垂
直分布
 9：15　○篠原みど里・福島　博・小林艶子（藻類研究所）・吉武佐紀子（湘南短大）：熱川温泉，
白田温泉（静岡県）の珪藻
 9：30　田中正明・○永野真理子（四日市大・環境情報）：薩摩半島の鏡池及び鰻池の珪藻類
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　落合照雄＞
 9：45　田中正明（四日市大・環境情報）：北海道兼金沼の珪藻類について
10：00　　○福島　博・小林艶子（藻類研究所）・吉武佐紀子（湘南短大）：いわゆるPinnularia braunii 
について

10：15〜30  休憩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　濁川明男＞
10：30　○小林 禅（日大・生物資源）・南雲 保（日本歯科大・生物）：沖縄県源河川の珪藻植生
10：45  ○豊田健介（東京水産大・藻類）・南雲  保（日本歯科大・生物）・田中次郎（東京水産
大・藻類）：単縦溝珪藻 Achnanthes（sensu stricto）の分類学的検討
11：00　○佐藤晋也（東京水産大・藻類）・南雲  保（日本歯科大・生物）・田中次郎（東京水産
大・藻類）：海産付着珪藻 Grammatophora angulosa Ehrenberg の殻微細構造
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜座長　浅井一視＞
11：15　○阿部信一郎・井口恵一朗・松原尚人・淀 太我（中央水研）・田中次郎（東京水産大・
藻類）・南雲 保（日本歯科大・生物）：三重県銚子川感潮域の付着藻類植生およびそこに
生育するアユPlecoglossus altivelis の消化管内容物における藻類組成
11：30　　真山茂樹（東京学芸大・生物）：近年における Achnanthidium convergens と Achnanthidium 
pyrenaicum の分布変化
11：45　閉会挨拶